形成外科外来
(毎週木曜日) 埼玉医科大学 栗原 健医師
(日本形成外科学会専門医 日本創傷外科学会専門医)
(月1回) 済生会栗橋病院 新井 清仁医師
(医学博士 日本循環器学会認定循環器専門医 日本心血管インターベンション治療学会専門医)
埼玉医科大学 栗原 健医師
むくみ、だるさ、痛み、傷など足のトラブルに対して経験豊富な2名の専門医が協力して適切な治療をご提供致します。入院治療が必要な場合には埼玉医科大学病院、済生会栗橋病院との病診連携にてご案内致します。
検査方法
- ABI(上下肢血圧比)
ABI(Ankle Brachial Pressure Index: ABI)は下肢動脈の狭窄・閉塞を評価する指標です。上腕と足首の血圧を測定することで算出されます。非侵襲的で簡便であり大変有用な検査です。 - SPP(皮膚組織灌流圧)
SPP(Skin Perfusion Pressure: SPP)は下肢において皮膚レベルの血流状態を評価する非侵襲的検査法の一つです。当院では全患者様を対象に定期的にSPP測定を実施致しております。 - 下肢エコー
- CT
治療
- LDL吸着療法(LDLアフェレーシス)
LDLはlow density lipoproteinの略で動脈硬化の原因となる悪玉コレステロールの代表的成分です。LDL吸着療法とは専門の透析回路を用いて血液中のLDLコレステロールを取り除く治療法です。家族性高コレステロール血症、重症の閉塞性動脈硬化症などに保険適応が認められていて当院でも積極的に行っています。 - カテーテル治療(血管内治療:Endovascular Therapy; EVT)
足の傷が治らない主な原因は ①虚血性潰瘍 ②糖尿病性潰瘍 ③静脈うっ滞性潰瘍 の大きく3つに分類され虚血性潰瘍の場合には血行再建術の保険適応となります。血行再建の方法としてはカテーテル治療(血管内治療:Endovascular Therapy; EVT)とバイパス術がありますが患者様への負担が少ないEVTによる血行再建を積極的に行っています。
フットケア
くぼじまクリニックでは、人工透析中の方などの足壊疽などの重大なトラブルを未然に予防することを目的としたフットケア専門外来を設立しました。
たこ・うおのめ・角質の除去、爪のトラブルに対する処置・お手入れ法なども指導致します。
- 陥入爪・まき爪(ワイヤーによる治療:自由診療)、先生による爪切り・局所麻酔下による手術等。
- 足の裏のタコ・ウオノメ、偏平足などの足に関するトラブルは、看護師が丁寧に改善方法などのご指導致します。
皮膚のトラブルによる治療を行います。
イボ・ホクロ・皮膚腫瘍などの除去(局所麻酔下での切除)や長年悩んでいたケロイド・火傷痕・外傷創・褥瘡等の処置も致します。お気軽にご相談ください。