マンモグラフィ検診施設画像認定証を取得しました
当院では平成27年3月、NPO法人精中機構より「マンモグラフィ検診施設画像認定」を取得いたしました。
精中機構は、日本乳がん検診学会を中心とした関連9学会と1研究会の組織により成り立っています。
施設画像評価委員会では、書類審査、画像評価、ガラス線量計による線量評価、施設画像評価を行っています。その結果、評価基準に合格した施設には施設画像認定証を発行しています。
乳房エックス線装置は日本医学放射線学会の定める仕様基準を満たした装置を有することが定められています。たとえ装置が仕様基準を満たしていても、その使い方を誤ると事故や患者さんの不利益につながる恐れがあります。そこで、精中機構が継続的に画像・線量評価および良い画質を得るためのマンモグラフィ検診施設・画像・線量評価を指導しています。認定は3年毎に再評価を受ける必要があります。
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マンモグラフィは乳房専用のX線検査です。少ない放射線量で撮影ができます。
透明の圧迫板で乳房をはさみ、上下、ななめから薄く伸ばして撮影します。検査のときは多少の痛みを伴いますので、その時は我慢せず担当の技師にお伝え下さい。乳房を薄く延ばすことで被ばく低減効果がありますので、ご協力をお願いする場合があります。
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乳がん罹患率は年々増加傾向にあります。罹患率は40歳代がピークといわれています。40歳になったら最低でも2年に1度、マンモグラフィ検診をおすすめします。
乳がんは、早期発見して適切な治療を受ければ、ほぼ治癒することができるといわれています。よって早期発見のためにも、マンモグラフィ検診の導入が進められています。
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良い検診を受けるには、医師、技師の教育・研修と、撮影装置の精度管理は重要です。
私たち診療放射線技師は、日々の業務で、乳房撮影装置精度管理マニュアルに沿った管理を日常的・定期的に行っています。何かご不明なことがありましたら、ご相談ください。安心してマンモグラフィ検診を受けて頂けるようお待ちしております。
NPO法人精中機構