山下先生からのご挨拶

食生活の欧米化に伴い、女性が罹患するがんは乳がんが一番多くなり、年に8万人を超え、11人に1人の割合で乳がんにかかると言われております。さらに他のがんに比べて若い40〜50歳代に発病される方が多く、乳がんは女性にとって最も注意しなければならない疾患の一つです。また最近では60歳代の患者さんが増える傾向にあり、年齢に関係なく注意すべきと思います。マンモグラフィを併用した乳がん検診により早期発見をすることで再発率を下げることができております。当クリニックでもマンモグラフィ・乳腺エコーを用い乳がんの早期発見に尽力したいと考えており、平成27年3月にマンモグラフィ検診施設画像認定施設を取得し、より良い診断を提供したいと心がけております。
 乳がんの治療は局所的治療(手術・放射線療法)と全身療法(ホルモン療法・化学療法・分子量的薬療法)があります。当クリニックでできることは全身療法の一部と限られてしまいますが、深谷赤十字病院、群馬県立がんセンター、埼玉医科大学、埼玉県立がんセンターを含めた多くの病院と十分に連携をとり充実した治療をしていきたいと考えております。
 現在、年に1回、講演会を院内で開き、乳がんという病気について、その治療と副作用、最新の情報を提供し、一緒に勉強しております。そのことで皆様の不安をできるだけ解消していきたいと思っております。
やさしい診療、分かりやすい説明をモットーとして乳がん診療に携わっていきたいと存じます。

山下先生の略歴

1983年3月 千葉大学医学部卒業
1983年4月 千葉大学医学部第一外科教室入局
1991年4月 深谷赤十字病院 外科 就職
1998年10月 同院 消化器科部長
2006年4月 同院 外科部長
●学 位:1991年3月 千葉大学 学位 (外科代謝関連の研究)
     「侵襲期の蛋白代謝における分岐鎖アミノ酸、特にロイシン増量の効果」
●学 会:外科学会専門医 乳癌学会認定医 健診マンモグラフィ読影認定医師
     マンモグラフィ講習会講師
     日本食道学会評議員(2004〜2007)

山下先生のプロフィール

山下 純男(やましたすみお)
外科学会専門医
乳癌学会認定医
健診マンモグラフィ読影認定医師
マンモグラフィ講習会講師
深谷赤十字病院 外科部長を経て 現在に至る
●趣味は歴史小説を読んだり、ドライブ・旅行をしたり、最近は健康とダイエットを兼ねジム通いをしております。

院長