新規導入機械について
かみのクリニックは、くぼじまクリニックのサテライト施設として開院いたしました。
外来透析(血液透析)、一般内科外来を開設いたしました。
身近な相談や専門医による高度な医療の提供をはじめ、温かい医療をめざして、スタッフ一同、日々研鑽を重ねております。
血液透析は午前・午後の2部制で、一度に最大30人が受けられます。清潔且つ近代的で快適な空間をご提供しており、救急時・災害時の備えも万全です。
A粉末自動溶解装置 | NIPRO社製 NPS-AW |
B粉末自動溶解装置 | NIPRO社製 NPS-BW |
多人数用透析液供給装置 | NIPRO社製 NCS-W |
透析監視装置 | NCV-3 |
これにより、血液浄化法にオンラインHDF、I-HDFなどの選択肢が増えました。
オンラインHDF
HDF(血液透析濾過)は、β2ミクログロブリンの除去、手根管症候群、アミロイドーシス、透析困難症の症状改善を目的とした治療法として確立されてきました。
HDF(血液透析濾過)には、オフラインHDFとオンラインHDFがあります。
オフラインHDFは、濾過のための補液をパック等に入った薬剤を供給するので加えられる補液量は少量です。しかし、オンラインHDFでは、透析液をそのまま補液として使用するため、濾過のために加えられる補液量は非常に多くなり、より多くの老廃物を取り除くことができるようになります。
I-HDF(間歇補充型血液透析濾過)
決まった間隔で間歇的に補液をする血液浄化治療法で血圧低下(抹消循環障害)や高齢者の方で、栄養状態などを考慮した治療法です。
抹消循環障害(慢性閉塞性動脈硬化症)の悪化を予防する為、間歇的に補液することで、抹消循環障害が軽減されると考えられており、人工腎臓はO-HDF(血液透析濾過)ヘモダイアフィルターを使用します。
透析液清浄化において
オンラインHDF、I-HDFは体内に透析液を注入するため、よりクリーンな透析液でなければなりません。そのため、透析液の定期検査、清浄化フィルターの定期交換を行い厳重な管理をしております。