ホーム > 膠原病とその治療法について

石井先生からのごあいさつ

膠原病とは、一つの病気の名称ではなく、病理学的に同一の特徴を有する疾患群の総称を示す概念で、1942年に米国の病理学者Klempererらにより提唱されました。

膠原病には多くの病気があり、その症状は必ずしも一定ではないのですが、初期症状は、共通的な症状が現れることがあります。
病院への受診を躊躇されている方や、違うかもしれないけれど不安な方は、当院にご相談ください。

石井 雄二郎先生

石井先生のプロフィール

石井義孝(いしい よしたか)先生
日本内科学会総合内科専門医
日本リウマチ学会専門医
日本腎臓学会専門医
日本透析医学会専門医
深谷赤十字病院 第一内科部長を経て、現在に至る。

趣味は、山登り。富士五湖などによくいきます。
一眼レフカメラで写真を撮ったりなどもします。

Q&A

Q1:膠原病ってどんな病気?
石井 義孝先生 A 比較的に女性に多くみられる病気です。
膠原病とは、自分の免疫力・抵抗力に異常を来たし全身のあらゆる臓器に慢性的な炎症を引き起こす疾患群の総称です。全身の血管や皮膚、筋肉、関節などに炎症が見られる病気の総称です。
Q2:原因はなに?
A 原因は不明ですが、「自己免疫疾患」と考えられています。
「免疫」とは、簡単に言うと異物や病原体が体に侵入してきたとき、自分の体を防御するシステムです。ところが、この免疫が破綻することにより病気になってしまうのが、「膠原病」です。「自己免疫疾患」の通り、自分の免疫が自分を攻撃してしまい、炎症を起こし、臓器や組織を壊してしまうわけです。攻撃される臓器によって病気が異なります。
Q3:膠原病はいろいろ種類があるの?
A 膠原病に含まれる疾患
イラスト:関節痛、筋肉痛? 微熱が続く? 全身性エリテマトーデス(SLE)
関節リウマチ(RA)
強皮症
結節性多発動脈炎
多発性筋炎・皮膚筋炎およびリウマチ熱
混合性結合組織病(MCTD)
シェーグレン症候群
ウェゲナー肉芽腫症
ベーチェット病
リウマチ性多発筋痛症
悪性関節リウマチ
  などに分類されています。
Q4:症状について教えて
A 膠原病という概念にあてはまる疾患の特徴としては、多発性の臓器病変を有する多臓器疾患であります。そのため、発熱、関節痛、全身倦怠感をはじめ、非常に多くの症状が生じることがあります。
Q5:膠原病の初期症状は?
A 発熱、関節痛、皮膚症状(皮疹、レイノー症状など)、眼症状(ドライアイ、ぶどう膜炎など)、口腔症状(ドライマウス、口内炎など)、蛋白尿が比較的多く認められますが、すべての膠原病に認められるわけではありません。またこれらの症状は膠原病に特異的なものではありません。
Q6:治療方法を教えて
A 膠原病とは疾患群を示す概念であり、どの疾患かにより、治療法、予後も異なってきます。膠原病の治療は、同じ病気であっても、患者さん一人一人で異なります。
異常な免疫反応と炎症反応を抑える治療です。
薬物療法には、副腎皮質ホルモン薬(ステロイド剤)、非ステロイド抗炎症薬、免疫調整薬(抗リウマチ薬)、免疫抑制薬、生物学的製剤などがあります。
イラスト:おかしいなと思ったら、一度診察を受けてみられることも選択肢のひとつです!

 

くぼじまグループ 採用情報。理学療法士募集中!
施設連日透析
医療福祉相談室 ソーシャルワーカーがお答えします。