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2.人工透析の流れと日常生活の注意

人工透析のしくみと流れを簡単にご説明いたします。
安全なのはもちろんのこと、少しでも不安を軽減し、働くスタッフにも患者さまのことを第一に考えた時間をお過ごしいただけるよう心がけています。

模式図:人工透析の流れ

動脈に穿刺し、透析機械のポンプで血流を確保(平均200ml/分)。
透析器(ダイアライザー)の中を通して血液中の老廃物や水分を取り除き、きれいになった血液を静脈へ戻します。

人工透析のながれは

患者様の不安を取り除くため、治療の流れをご紹介いたします。

一日の流れは

1 準備作業

更衣室にて、透析治療を受けやすい衣服に着替えて頂きます

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2 前体重測定

体重を測定いたします

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ベッドに移動し血圧・体温・脈拍を測定いたします

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穿刺をして透析治療が始まります

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透析時間が終了したら返血を致します

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体重を測定いたします

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更衣室にて着替えていただきご帰宅となります

透析の日常生活の注意

1)午前中から日中にかけての仕事量をめやすとし、午後の負担を軽くしましょう。
2)夜には十分な休養と睡眠をとりましょう。
3)心身のリフレッシュも大切です。適度な運動や活動後を心がけ、十分な休養をとりましょう。4)帰宅時にはうがいと手洗いを。『かぜ』をひかないように注意しましょう。

体重をはかりましょう。

毎日の体重管理をすることが大切です。
低タンパク食事療法を行っている患者さまは、エネルギー摂取により、痩せていかれる傾向があり、また、むくみが出ている時は、体内の水分量が増えて、いわゆる水太りの状態になります。急激な体重減少や増加がないように、毎日の体重管理をしてください。

充分な睡眠

疲労の回復には睡眠を充分とることです。よく眠れないときは、看護師にご相談ください。

充分な食事

合併症のない透析生活を続けていくために食事療法は非常に大切であり、自己管理のうえで最も重要です。食事は栄養士より決められたカロリーを守り、三食きちんと食べるようにしてください。

カリウムの制限

透析患者さまの場合はカリウムが腎臓から尿中へ排出されず、血中の濃度が高くなります。それが原因で不整脈が出現したり、最悪の場合心臓が止まってしまうことがあります。
カリウムは、生野菜・果物・芋類・肉類に多く含まれていますので、とりすぎに注意してください。特にドライフルーツにはカリウムが濃縮され多量に含まれていますので食べないようにご注意ください。

水分と塩分の制限

透析患者さまは、水分の取り方を日常から心がけてください。水分をとりすぎると血圧が上昇したり、心臓が大きくなったり、体にむくみとして出てきたりします。また、塩分を多くとりすぎると、むくみ・高血圧を起こしやすく、心臓への負担が大きくなります。さらに、のどが渇き水分が欲しくなり、水分管理が難しくなります。透析治療を終えてから次の透析までの間に、体重が増えすぎないようにご注意ください。

禁酒・禁煙

できるだけやめるようにしてください。

イラスト:塩、水分、お酒の取り過ぎに注意
3.透析レシピ